経済・政治・国際

2013年6月11日 (火)

改憲派の京大中西名誉教授の言い分は?・・・

文芸春秋7月号の憲法改正大論争で京大中西輝政名誉教授は 「九条を改正し、交戦権を持てば、中国の公船なんてそもそも近寄らなくなるでしょう。九条を放置しておくことは、周辺諸国に主権侵害してもいいよ、という大変危険なメッセージを送っていることに気付くべきです・・・」 と主張されているが、九条は実態に合わせて改憲すべしと思っている小生でもいささか頭を傾げざるを得ない発言だ。
 中国側の思惑は日本を刺激して先に手を出させ、一気に事態を緊迫化されることにあるのは容易に理解できるところだ。彼らにすれば小日本如きが何ほどのものであり、中西先生の観測とは違い、中国公船の領海侵犯が続くと見るべきだろう。彼我の軍事力からすれば緒戦では日本に軍配が上がると思われるが、13億の人民を抱え不満を内在している中国としては、反日で国内を纏めるには恰好の機会で、正に飛んで火に入る日本となるに違いない。
 朝鮮戦争の際、倒しても倒してもウンカの如く押し寄せてきた中国義勇軍を想起すべきだろう。大東亜戦争時の中国の戦力は日本に著しく劣っていたが、広大な国土での長期戦に持ち込まれ結局勝てなかった。超大国の米国でさえベトナム、アフガニスタンで撤退を余儀なくされ、米軍にとっては、20世紀に勝って戦後処理も満足にいったのは日本だけだ。お蔭で平和日本には米軍基地が満ち満ちている。基地とは関係ない地域にお住まいの方にはご理解いただけないだろうが・・・。
 戦後昭和47年生まれの中西先生は当然のことながら戦争の悲惨さを体験していないし、血気盛んな安倍政権の面々ももちろんそうだろう。東京大空襲で逃げ惑い、少年期には飢えと栄養失調で両足に無数のデキ物ができて辛い思いをした身としては、孫たちに2度と戦争の悲惨さを体験させたくないのだ。
 相手から先制攻撃を喰らったら、専守防衛の立場で同盟軍と手を携えて反撃するのは当然だが、何やら最近は先制攻撃も辞せずという風潮があり気懸りだ。
 
 

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