心と体

2012年7月20日 (金)

生活習慣病を退治する

 

消費増税が実現しそうな気配だが、借金まみれの財政の中でも最も憂慮すべき事態とされているのは、医療費だそうだ。中でも心臓病、脳梗塞、腎臓病などはほとんど生活習慣病に起因するものだそうで、これに対処するに当たっては生活習慣を正すのが先決と思うが、大概の場合医師による投薬漬けに終わっている。これでは医療費負担1割の高齢者は気楽に病院通いを続けることができるものの、国の医療費財政はたちまち破綻に追い込まれるわけだ。TVCMで「禁煙には治療が必要なのです」と医師が病院通いを勧めていたが、こんなことまでしていたら医療保険が赤字になるのは当然というもの。ほとんどの愛煙家は1度や2度禁煙を試み、1週間程度の禁煙に成功した経験があるはずだ。しかし1本ぐらいは大丈夫だろうとか、俺は何時でも禁煙できると妙な自信を抱いて喫煙を再開しているわけで、意志の出番で医師の出番ではないのだ。尤も喫煙が健康を害するとばかり言えないようで、明治ラクビーの北島先生は100歳近くまで愛煙家で大往生を遂げられた。

 さて、生活習慣病といえば、高血糖症による合併症(網膜症、腎症、壊疽、心筋梗塞、脳卒中など)とされてるので、先ずは血糖値の改善が急務となる。最近では糖質制限食が血糖値の劇的改善に有効とされている。小生の場合、空腹時血糖値165HbA1c8.5となった際に医師から投薬による治療入りを勧められたが、糖質制限食と食後の運動を実行し、8ヶ月後には、HbA1c値を5.4にまで劇的に改善できた。「ドクター江部の糖尿病徒然日記」 http://koujiebe.blog95.fc2.com/に実例が数多く出ているので参照されたい。しかし、これも禁煙と同じで、いつでも血糖値ごときはコントロールできると過信した結果、HbA1c値は5.8にリバウンドしている。以前の小生はご飯が余ればどんぶり飯を食らい、さっぱりした食事をと蕎麦類を好むなど糖質中心食を続けた結果、血糖値の上昇を招いた次第である。なお、小生は食後1時間頃にブドウ糖が血中に溢れてくるのを見計らって有酸素運動(速足散歩程度)を行い血糖値上昇の頭を叩くのが有効と思っている。が、朝起きぬけにジョギングすると血糖値が上昇し食欲がなくなるので有効という先生が出てきた。空腹で運動すると食欲が盛んになると思うが、人それぞれなのだろう。糖質制限食を軸にし、己に合った対処法を編み出して実行すればいいようだ。

糖質制限食は、従来のカロリー制限と投薬による治療に比べはるかに有効な治療法と思うが、まだ医学界ではそれほど評価されていない。投薬などで医師の出る幕が少なく治療収入が見込めないことと、原子力村と同様に旧勢力が優勢だからであろう。万薬に副作用あり。

 

2012年2月25日 (土)

(続)自己流高血糖症対策

日本人にはどんぶり飯に美味い漬物があれば満足だという人が多いが、これが生活習慣病の原因になっているようだ。これに加え、どこへ行くのも車に乗り、ほとんど運動しないのでは高血糖症になって当然である。それでも都会人は、公共交通機関が発達していて駅間などを歩かされることが多くそれなりに運動しているが、公共交通網の発達してない地方では各家庭に自動車23台所有しているのも珍しくなく、車に頼るせいか糖尿病死亡率が高い。因みにワーストワンは徳島県だそうだ。

ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」http://koujiebe.blog95.fc2.com/では、血糖値を上げる糖質(炭水化物)を徹底的に減らすことで糖尿病を改善する「糖質制限食」を提唱し、カロリー制限による糖尿病食の効果を否定している。江部先生の療法は糖質を徹底的に排除するというもので、米、麦の主食類、カボチャやイモの類、更にウスターソースの類まで糖質を含む食品は一切排除するという厳しいものだ。(炭水化物を摂らなければ脳が働かないというのは今や俗説である、為念)。私の場合8.5あったHbA1c(ヘモグロビン値)が自己流対策で2か月後には6.0に、1年後に5.4に下げており、食後1時間前後に20~30分の有酸素運動を半年間位欠かさず実行すれば基礎代謝量が増え、半年を過ぎると多少運動を怠っても、また時には糖質を余分に食してもほとんど悪影響を及ぼさない体質に生まれ変わることができるのだ。ただしこれは暇人だからなせる業で、多忙な現役諸氏は江部先生の糖質制限食を徹底実行することだろう。現役の頃会社帰りにスポーツジムに寄り水泳などで一汗かき、その後居酒屋で飲んだビールや焼き鳥は最高だったが、境界型と言われた血糖値はさっぱり改善されなかった。体重を増やしたいお相撲さんは、空きっ腹で猛稽古をした後で大飯を食い首尾よく太ることができても、生活習慣病になったのか長生きする人は少ない。食べてから運動することを励行するべきだ。

 また、注目すべきは「がん細胞は正常細胞と異なり、ブドウ糖しかエネルギー源にできない」という事実である。マウスによる実験では糖質制限にがん予防効果が認められたそうで、素人考えだが、苦しいだけで効果があった話を聞いたことのない抗がん剤投与より、糖質制限食の方がよほどましというものだ。なお、インスリンは細胞の成長を促進させる作用があり、がん細胞をも増殖させるので、治療のためインスリンを注射している患者は2倍もガンになりやすいという発表があるそうだ。怖い話ですね。

 

 

 

 

 

2012年2月19日 (日)

自己流高血糖症対策

 生活習慣病である高血糖症(糖尿病という病名は何か汚らしいのでこう呼びたい)は薬ではまず治ることはないが、私の体験では生活習慣を改めることだけで容易に完治できるのだ。要するに血糖の供給源である炭水化物(糖質)の摂取を抑えて供給源を絶ち、更に有酸素運動をすることで血中の糖を消費すれば忽ち血糖値を下げることができる。あの不味いカロリー制限食では何の効果も出ないのだ。体調が悪くなると脂っこい肉や魚を避けて、さっぱりと糖質主体のお茶漬けや蕎麦で済まそうとするのが世間の常識であるが、これが高血糖症には全く逆効果なのだ。尤もこれは現代人が慢性的な運動不足であるというのが前提であって、毎日皇居の周りを走っているようなランニングオタクや、乗用カートを使わず毎週ゴルフをするような人は問題とならないだろう。昭和初期までの日本人の栄養源は専ら穀物主体だったが、自前の足で移動し暗くなるまで働いていたので、生活習慣病とは無縁だった。だが、朝食抜きで猛稽古をした後に、ちゃんこを腹一杯食べて昼寝する習慣のお相撲さんは高血糖症の典型的パターンで、概ね短命である。空きっ腹で運動をすると確かにご飯は美味しいが、食べ過ぎでは血糖値を上げる結果となる。朝早起きして散歩するのは止めた方がいい。一般に肥満は脂肪の取りすぎと誤解されているが、実は炭水化物の過剰摂取によるものだ。アメリカ人は、分厚いステーキではなくフライドポテトの食べ過ぎで超肥満になっているのだ。なお、がん細胞はブドウ糖を唯一の栄養源にしているそうで、糖質をカットすることで、がん細胞の増殖を抑える可能性も指摘されている。ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」http://koujiebe.blog95.fc2.com/参照

 私の場合、5年前年1回の検査でHbA1c(ヘモグロビン値)が8.5となり、掛かりつけの医師に治療入りを勧められ、これはやばいと自力で対応することにした。先ず血糖値の推移を正確に把握するため、薬局で血糖値測定器と測定用チップを買い込んだ。医師に処方してもらえば3割負担で済むが、医師による投薬治療を受けねばならなくなる。この測定器で、起床時、朝食後1時間。昼食前、昼食後1時間、夕食前、夕食後1時間、就寝時と多い時で7~8回血糖値を測定した。チップは1100円もするので病院の治療費に比べるとやたらに高くつくが、病人にされるより余程ましである。これで、饅頭を食べたらどうなるか、日本酒は、食後1時間頃の有酸素運動後は、運動をサボったら、等々をこまめにチェックした。この結果次のような生活習慣に改め実行した。

  食事はたんぱく質、脂肪、野菜中心にし、炭水化物の摂取を減らす。饅頭など甘いものを口にしたい場合は、更に主食を制限する。夕食後は就寝まで原則間食をしない。睡眠中はインスリンの生成も低下すると言われており、就寝時の血糖値よりも寝起きの方が高くなることがあるが、これは胃の中に未消化の糖質が残っていたからと思われる。

  毎食後1時間程度は安静にし、血中に糖分が取り込まれたころを見計らって有酸素運動(早歩き、自転車による緩やかな坂の走行など)を行い血糖値上昇の頭を叩く。これを数か月続けると、筋肉がつき基礎代謝量が増えて多少サボっても血糖値は安定化する。

  お酒は蒸留酒系なら心配ない。私は缶ビール1本を毎日と芋焼酎1升を1週間で空け、休肝日は年に精々1~2日だが、肝臓の数値は何故か以前より良くなり肝機能・腎機能共に全く問題ない。 

 以上自己流高血糖症対策でした。

 

 

 

 

2012年2月15日 (水)

薬なしで高血糖症を治す方法

 

5年前の検査でHbA1c(ヘモグロビン値)が8.5、空腹時血糖値が165となって、主治医は“これは間違いなく糖尿病である、直ちに治療が入らねばならない”と宣告してきた。40歳ころから血糖値は境界型と言われ、徐々に悪化していたが遂に来るべきものが来たわけである。そこで先生には治療入りまで若干の猶予をお願いし、本屋で「薬なしで糖尿病を治す方法」の類の本を数冊買い込み、大嫌いな薬なしでこのピンチを逃れる方法を急ぎ検討した。これで分かったのは、1)2型糖尿病は生活習慣病であること、2)摂取した炭水化物(糖質)がブドウ糖に変わり血中に溢れ出るものの、インスリンが正常に分泌すればこれを抑え込み正常な血糖値に戻すことができるが、インスリンの分泌が衰えてくると2型高血糖症となる、ということだった。つまり、最も一般的な2型糖尿病の場合は、血糖値上昇の主犯である糖質の摂取を抑え、生活習慣を正すことで治すべきという結論に至った。生活習慣病である以上、大飯食らいや運動不足といった生活を改めず、医者の投薬だけで完治したという話は聞いたことがない。このまま放っておけば、糖尿病性腎炎、心筋梗塞、脳梗塞や壊疽という情けない末路を迎えることになる。

 

結論を急ぐと、小生は糖質摂取を大幅に減らすことにし、食後1時間ころに2~30分の有酸素運動を実行した結果、体重が激減し知人からはガンに侵されたのかと噂されたりしたが、半年後にはHbA1c5.4の正常値に急回復し主治医をして驚かしたものである。その後も歩行や自転車走行で運動を続け、基礎代謝量が増えたのだろうか好物の饅頭などをしばしば食べたりして手を抜いても、直近のHbA1cでも5.6と安定している。さらに肝機能、腎機能の数値もすべて改善し、悪いところがなくなった。

 

現在の糖尿病治療は投薬とカロリー制限の糖尿病食、運動の3本建てである。この食事療法は、原子力ムラと同じで利害関係者のための療法に過ぎない。糖尿病患者向けのこの手の解説本は無数にあり、これで飯を食っている人が多いので根強く残っているのだ。

 

月刊文芸春秋の昨年11月号に「酒を飲み肉も食べて糖尿病を治す」という江部康二医師と作家宮本輝氏の対談が載っていたが、これは小生が自己流で5年前から実行していたことを裏付けていて大変心強かった。江部先生のブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」http://blog95.fc2.com/を参照されたい。

 

なお江部先生の治療方針は糖質(炭水化物)を徹底して排除するというものであるが、小生の体験では、朝晩のご飯を半分以下に減らして、時には饅頭をぱくつきながらビールを飲んでもOKである。もちろん肉や脂肪は一切制限なしで蒸留酒もOK、カロリー制限もないのである。以上同病の諸氏の参考まで。

 

 

 

2012年1月 2日 (月)

腰椎圧迫骨折には自転車が有効

 不覚にも5年ほど前に、重いものを抱えたまましりもちをつき、腰椎圧迫骨折をしでかした。当時京唄子さんが圧迫骨折で入院との報道があり、彼女がその後芸能界に復帰したと聞いていないように、結構厄介な負傷で完治まで8ヶ月を要した。足首や膝にはほぼ全身の体重が掛かるように、上半身のウエイトは否応もなく腰椎に掛かるわけで、歩くと腰椎の損傷個所に響き回復が手間取ることになる。しかし、ベッドに寝たきりではインスリンの分泌が衰えているので、運動不足となって基礎代謝量が減り、血糖値が上昇して高血糖症になるという悪循環に見舞われることになる。

 そこで考えたのは、ハンドルに上半身のウエイトを分散できるタイプの自転車(マウンテンバイクなど)を乗り回して運動不足を解消することで、完治に漕ぎつけたのである。なお、室内マシンでも相応の効果があるだろうが、実際問題として楽しくないし長続きしそうになく、自由に郊外を走りまくるのに比べ効果は限定的である。

 このようによんどころ無い事情で自転車を乗り回している人間もいるのだ。当局は委細お構いなく自転車は自動車の仲間だとして、百鬼夜行する車道に追い出そうとしているけど、何とかならないものだろうか。でもお上は一旦言い出したら取りやめたりしないね。たとえば着工してから非を認めて途中で方針転換するなんてことおよそないよね。

 なお話は飛ぶけど、Ⅱ型糖尿病と診断されると、お医者様は投薬、カロリー制限の糖尿病食と運動療法を勧めてくるが、これは去年判った原子力ムラと同じ類の話で、うかうか乗せられたら碌なことにならないというのは、また別の機会で。

 

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