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2012年7月16日 (月)

アンチジャイアンツのボヤキ

 

「アンチ巨人」を信条としているプロ野球ファンの小生にとって、最近の球界は真に嘆かわしいの一言である。圧倒的な資金力をバックに、新人には裏金で逆指名させてまんまと一本釣り、巨人に有利なこの制度が無くなると今度は他球団のドラフト指名を拒否させて(浪人中の生活を保証しているに違いない)、1・2年後は巨人の単独指名に持ち込むという悪辣非道な手を使う。勿論1・2年後のドラフトでも他球団が指名権を獲得することは可能だが、再度指名拒否される恐れなしとは言えず、あたら有為な人材を朽ち果てさせることをためらい、結局巨人の作戦勝ちとなる公算大というわけだ。今年も叔父さんのいるチームに入りたいと指名を拒否し浪々の道を選んだ有望選手がいたが、果たして彼は野球をこよなく愛しているのか、それとも子供の時から好きだったチームでなければ野球をしたくない程度なのか。

 そもそもドラフト制度は12球団の戦力の均衡を図るのが目的だったはず。しかし球界の盟主を自任する巨人は毎年優勝の使命感に燃えていて、そのために自己に不利なこの制度を形骸化しようとしてあの手この手の策を繰り出してきた。そこで表面化したのが読売グループの隠蔽体質である。本家MLBでは支配下選手の給料総額をオープンにし、一定の枠を超えた場合超えた金額をコミッショナーに供出し、貧乏球団に分配する制度を取っている。お金持ちのヤンキースのような球団が選手獲得に大金を使おうが一向に構わないが、ペナルティーを覚悟した上でどうぞというものである。なかなか合理的な制度と思うが日本で実現の見込みは絶望的である。というのは、内部情報を公表したがらない盟主巨人の隠蔽体質にあるといって過言ではない。清武元球団代表の爆弾発言や原監督の1億円もみ消し問題は氷山の一角だろう。原さんの場合、しでかしたことは若気の至りで済む話だが、その後露見を恐れてもみ消し料に1億円も支払ったのに暴力団がらみではなかったと強弁しているのは、どう見ても噴飯ものである。その筋と思しきところからもみ消し料を要求されて狼狽した原さんが、球団に諮らず個人の判断で1億支払ったという。しかし読売はこの事件の処理に当初から関与していた見るのが相当で、さはさりながら関与の事実を認める訳にはいかないのだ。週刊文春がこの問題を取り上げた際、読売新聞は週刊誌の広告掲載(電車のつりかわ広告を含む)禁止の仮処分を地裁に提訴したというのもあきれ果てた話だ。記事の内容に事実誤認があるとか、名誉棄損で訴えるのは分かるが、自分にとって具合の悪い記事は広告を出されるのも封じ込みたいというのは、マスコミの雄たる大新聞社のとるべき態度とは到底思えない。さすがに読売も旗色悪しと見たか、この訴えを取り下げたそうだ。文春のこの記事を掲載した621日号はあっという間に売り切れ、大読売が全国で買占めたのではないかと邪推したくなるが、翌週の第2弾の週刊文春は大増刷していて、我らアンチ組にも入手できたのである。この件を知るべき立場にあったのは清武前代表であり、この醜聞を暴露したのは清武氏に違いないという巨人ファンの声を耳にするし、多分その可能性は否めないだろう。しかし公的企業の内部告発を奨励し、企業の腐敗を防ぐという公益通報者保護法の対象者は被雇用者(労働者)に限定されており、清武氏のような経営層は保護対象とならない。しかしこの内部告発を奨励する法律の精神は、企業の不正や腐敗を防止しようとするものであり、読売さんは裏契約などのルール違反(他にも無数にありそうだ)を正し隠蔽体質から脱却するのが先決で、清武さんを一方的に非難するのはお門違いというものだね。日頃社会の木鐸として偉そうに紙面で論陣を張っている大新聞社の実態がこれとは呆れた話じゃないですか。

 がんばれ清武! くたばれジャイアンツ!

 

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